ダイヤモンド化学センサ販売及び受託測定
ホウ素を添加した導電性ダイヤモンド(BDD: Boron-doped diamond)は、高い化学安定性を有し、電位窓 (センシングで印加できる電圧領域) が大きいため、化学センサの電極として大きなポテンシャルを持っています。
私たちは、このBDD電極を用いて、酒類の「指紋情報」を取得するセンサ開発に取り組んでいます。発酵、熟成、産地、温度によって敏感に変化する酒類の情報をセンサで取得し、機械学習によって人間の味覚データと結び付けることで、1滴・1分で味と香りの定量化が可能となります。